算数のどこが分からないの。と聞かれて，？？？となったら，計算力診断テストをやってみてください。

　算数や数学が苦手だ・嫌いだという人に，計算が苦手な人がたくさんいます。逆に，算数や数学が好きだという人は，計算の速い人が多いです。また，算数や数学が得意だという人で計算が遅い人があまりいないのも事実です。

　計算力は，算数や数学が好きになったり得意になったりするための，必要最低条件になっているような気がしませんか？

　計算は，計算障害（ディスカリキュア）の人を除けば，躓き始めた場所を探し，練習を重ねればかなりの速度まで上達します。この診断テストを使って，まず躓きの単元は無いか，計算が遅くないかを調べてください。そして，躓きの単元があれば復習・なければ目標時間とかかった時間を比べてください。目標時間の半分以下でできていれば優秀です。中学受験にチャレンジしてもいいレベルだと思います。目標時間の2倍以上かかっていれば，それまでにいくつもの躓きがあると思われます。解いている様子をしっかり観察してあげて，躓きの場所を見つけ，対策していきましょう

　また，１年以上前に習った単元で，目標時間の２倍，３倍またはそれ以上かかってもできないという人は，無理に練習をしないことをお勧めします。計算障害のグレーゾーンか計算障害の可能性があります。”できた”をいっぱい体験して嫌いにならないようにすることが最優先です。お困りの方は，ご連絡ください。