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中学歴史・年代暗記④

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中学歴史・年代暗記④

中学歴史・年代暗記④

2023/03/21

中学生:社会 歴史の年代暗記 

今回は、語呂合わせの意味と暗記文の活用の仕方について説明します。

 語呂合わせは、記憶術の中で最もよく使われるものの1つです。今回の暗記文で見てみましょう。「1017年・遠いな よりみち せっしょうな」/これを、「1017年に藤原頼通が摂政になりました。」と暗記するのは大変です。「藤原頼通が摂政になった」は覚えられても、1017年はなかなか記憶できません。人間の脳は、意味のない数字やひらがなの羅列は忘れるように作られているからです。そこで、この意味のない数字の羅列に意味を持たせたのが「語呂合わせ」です。では、どんな語呂でもいいかというと、そうはいきません。より記憶に残りやすく、事実を伝えている方がいいに決まっています。例えば、1017年を「異例な(いれいな)」頼通、摂政だ」としてもいいのですが、こうすると、頼通が摂政になったのは「異例」だと勘違いしてしまいます。「遠いな 頼通 摂政な (遠いな 寄り道 殺生な)」なんて、遊び心でイメージまで組み込んだ語呂合わせ、なかなか凄いですね(これは既に使われている語呂を生かしたものです)。

 今回の語呂合わせで、時代背景や事実と合わない語呂は、「入れ歯見つけた」と「いい胸毛」です。これらは、インパクトがあるので採用しました(オリジナルではありません)。まさか「後三年の役で清原氏が入れ歯を見つけました」なんて解釈しませんよね。「平清盛がいい胸毛をしていた」って思ってしまうことも無いですよね。従って、『明らかに事実でないよね』ってもの以外は、暗記文は『歴史的事実を伝えている』と解釈してもらってもいいと思います。暗記文を覚えていたら、テストで何となく選んで正解するようなことが起こるかもしれませんよ。

カバー写真 「秋の鴨川と北山2」 waseino kumasensei
 

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