中学歴史・年代暗記⑥
2023/05/06
中学生:社会 歴史の年代暗記⑥
今回は、暗記文の一部に簡単な解説を付けてみました。
1281年……1281年6月(太陽暦では8月)、フビライは14万人の大軍で、第2回日本遠征を実行。博多湾に上陸するが、日本側は石塁を築いて防戦し、小舟で反撃に出た。戦闘は約1か月続いたが、暴風により元軍は大被害を受け撤退した。元の兵船は大部分が沈没し、元軍10万人、高麗軍7000人が戻らなかった。生還者は約3万数千人に過ぎなかった。〈旗田『元寇』参考〉
1297年……元寇で、御家人たちは恩賞を期待して元軍に立ち向かいましたが、防衛戦であったため、幕府は恩賞の領地を十分に与えることが出来ませんでした。武士の領地は分割相続のため、次第に小さくなりました。そこに、海岸警備などの負担も加わり生活が苦しくなる御家人も出てきました。そこで、この徳政令が出されました。永仁の徳政令には、「これまでに御家人でない武士や庶民が御家人から買った所領は、20年以上たっていても、返すこと。…」と書かれていました。≪中学生の歴史:帝国書院参考≫
幕府が御家人を救おうとして出した徳政令は、一時的な効果しかなく、皮肉なことに御家人をさらに苦しめる結果となり、御家人の心は次第に幕府から離れていきます。
歴史は、暗記教科ではないと思います。年代の暗記も、歴史の流れを整理するためのものです。この投稿も、そういった意味で、上手に利用していただけたら幸いです。では、次回をお楽しみに。
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